「測量の日とは」 ABOUT SURVEY DAY
一人でも多くの人が地図に親しみ、測量の重要性について理解していただけたら、そんな願いをこめた「測量の日」も今年で30年目を迎えました。
「測量の日」を中心にいろいろなイベントを実施してまいりましたが、今年も今までの経験を生かし、よりいっそう測量・地図が身近なものになるようなイベントを計画しています。多くの皆様にイベントに参加していただき「測量の日」を体験していただきたいと思います。
(イラストは「6月3日は測量の日」パンフレットより引用)
測量って、生活と関係あるの?
道路の計画・建設,都市の計画・開発や農地の整備などの公共事業を行う時は、基準点を使用して、正確な位置(緯度、経度、標高)を求める測量が必要です。
土地を買って家を建てる際には、その土地を測量して位置や形,面積を調べて設計図を作ったりします。また,台所や浴室などから排出される生活雑排水が、下水管を通って下水処理場へ流れて行くためには、方向や高さの正確な測量が必要です。
測量は私たちと様々なところで関わり、重要な役目を果たしています。
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国土地理院では、測量法を改正して、測量の基準を世界の標準に即した新しい測地系(世界測地系)へ平成14年4月1日より移行いたしました。
地図って、生活の中で役立っているの?
生活、文化、レジャー、科学などで利用、活用されています。
コンピュータで利用できる数値地図(デジタルマップ)は、GIS(地理情報システム)に不可欠な地図データです。
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数値地図2500(空間データ基盤)
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数値地図2500(空間データ基盤)
(上記の地図は「6月3日は測量の日」パンフレットより引用)
GIS(地理情報システム)は、様々な台帳・統計データを数値(デジタル)化された地図データの上に結びつけ、統合的に処理・管理・分析するコンピュータシステムです。GISを利用すると、カーナビゲーション、防災・災害分野や環境保全分野などへの利用が出来るため、高度情報化社会には不可欠なものとなります。
(上記の地図は「6月3日は測量の日」パンフレットより引用)